講習型カートオフ vol.5 アルバム :2002/11/16 City Kart / KKO051116photo002
重冨 英和
2002/12/11
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KKO051116photo002
 コーナーの形状等の色々な要素もあるのですが、普段の5コーナー(左奥)や最終コーナー
は、いつもより通過スピードが速くても比較的(もともとの気持ちの慣れ等もあって)落ち着いて
走れるなんて事もあったようです。
 一見して、それこそただグルグル回っているようで簡単そうに見える部分もありますが、より速い速度域の中で、必然的に僅かなタイミング&微妙な操作が要求されてくる部分が強くなり、
それらの積み重ね(まして減速らしい減速も無い事から)等で、普段より1周タイムは短いながらも
いつもと同じ様なタイム差が乗りこなせている度合いによって見えてもきました。
 (前述したようにスピードが常に乗り切っている状態での周回の為、車自体の性能差が与える影響は少ないと思われます。)

 ごく簡単に、タイム差等の生じる段階を区分けするとすれば、
 ・ コーナー毎に必要以上に減速やハンドル操作をしてしまう&単純に直線でスピードを
  伸ばし切れない、無意識に常に影響を与えている怖さの原因を理解しなければいけない
  状態(講習内でよく行う(急)ブレーキについてが一番効果的)。
 ・ それらはある程度問題無く行える、更には速い人にスピードもそんなに遜色なく回って
  来れるのだけれど、(ミスの積み重ねやリズム感の不足等はともかく)1周にすると思ったよりも
  大きな差になっている様な、車やタイヤに合わせては乗れている状態。(ギリギリながらまだ  車に乗せられている状態)
 ・ (実際にはもう少し上記からの間に段階があるけれど)普通に考える範囲でハンドルを切り   (自然発生的に起り得るコーナー中の減速を含みながら)スピードを殺さずに回ってくる段階  を一つ越えて、(意識出来てるかどうかは別として)もっとより積極的な(自然発生的な減速を
  踏まえた操作タイミングや方法等&車の力や慣性等を利用して)操作で、結果的に僅かに   タイヤを(良い意味で必要最低限)滑らす等しながら、車に乗っている状態。

  こんな感じでしょうか。

  今まで講習をしている中で、3つ目に(意識具合は別として)到達出来ているかなと思えるの は二人です。(今回の中では一人)
  どちらもその後の結果が付いて来ている事を考えると、2つ目までをしっかりおさえた上で、
 3つ目の項目に気が付き始めると、普段の大会等でも大きな成果があがる事が考えられるし、
 殆ど多くの方は、2つ目(もっと面白く本当の操作を出来る領域を知らない)状態にいると言え るのかも知れません。