Kartoff♪vol.31 2003/5/31(土) BEMAX / ko31result
重冨 英和
2003/06/26
http://kartoff.jp
【表の大まかな見方+α】
まず各レース毎に得点の良かった人や逆に少なかった人の傾向と自身の長所&弱点を探ってみる事から始める。
次に同じ事を総合で比べてみる。叉、P.Aveに対してN.Aveを比べるとハンデの効き具合が見えてくる。
Fastest.Lを比べた時の大まかな傾向として、スピード重視の逃げ切り型の展開の時は、平均値が上がり、幅は広がる。
逆に、混戦の傾向が出てくると、平均値が下がり、幅は狭まる。
獲得数の欄は単純に数を比較するのだけではなく、(ハンデやスタート位置の影響は多少受けるものの)各数が連動して
いるのかどうかに注目すると各自の傾向が見えてくる。
多いにしろ少ないにしろポツンと抜けてる数字がある場合は、勝ち方が甘い傾向やフロックの可能性が高まってくる。
順位変化欄は、差引きの値と共に、↑と↓の相殺加減を注目すると、ムラ目傾向や時に性格的なものが見え隠れしてくる。
連対率欄はやはりスタート位置による影響があるとは言え、勝率に対して連対率、複勝(3位まで)率が急激に伸びるほど
そこに詰めの甘さや、ちょっと踏み出してみなければならない未知のゾーンが近い事を表している可能性がある。
とは言え、それを克服する事を考えるあまりに、完走率が下がったり、下げさてしまっては駄目である。
叉、全体に数字が少ない場合は、比較的簡単なスピードの部分をまず補っていく事に重点をおいていくと、結構目に見えて
展開が変わってくる可能性も高いかと思われる。
ラップの欄は、前提として各自が乗った&乗らない車が存在する事+多少の範囲で各レースの展開が影響する。
叉、備考欄があって、関連がある場合はSlowest辺りを若干参考視する必要がある。
まず理想としてはFastest、Average共に速く且つ、幅の値が小さい事である。
車毎の比較から得意不得意を見比べるだけでなく、幅が大きい場合はSlowestの方が癖のある車かも知れないけれど、その車に
乗せられてしまっていると言うような傾向を意識してみると良い、逆にFastestの方は今あるものを生かして行けば良い事になる。
但し、その場合の傾向としてFastest側の車でも乗せられてしまっている傾向は出てくる可能性がある。
幅は狭いのだけれど、FastestやAverageがそんなでも無い場合は、ある意味満遍なく乗りこなしている部分には自信を持って、
その上でそこを上積みにして全体の底上げとなる、自分の側での見えない一工夫(操作のちょっとした癖や丁寧さの違いであったり
時に操作性やセンサーとしての機能に影響するシートや姿勢であったりする)を課題として行けば良い事もきっとある。
取りあえずそんな感じ数字を読み解いていっても面白いかも知れない。
一つ大事な事として、個人個人の糧とする場合ならば、大きくても小さくても良い所、改善の余地のある所をそれぞれを見つけていく、
その中で必要以上に改善の余地のある所に捕らわれ過ぎる前に、いずれより磨きはかけるにしても、敢えて争う余地の無い既に良さの
表れている自信を持つべき所は所で忘れないで置く事が遠回りをし過ぎない第一歩である。
叉、良く言ってる事かも知れないけれど時として悲観モードに入ったら、大抵先に訪れる自らの限界を超える事を困難にする
だけのスパイラルに陥る事が暫しである。危なくなったらまずは落ち着いて前述も念頭に遊び心を取り入れてみるのも一つの
方法である。
以上。